京真糊友禅ダンマル併用 訪問着 (琳派・草花・金茶)
- 6月9日
- 読了時間: 2分

作品名・柄名
琳派・草花・金茶
制作ストーリー
二つの防染技法が織りなす、唯一無二の琳派
この訪問着は、伝統的な「真糊(まのり)」の技術に、現代の手技である「ダンマル(天然樹皮の防染液)」を併用した作品です。
あえて二つの異なる防染液を使い分けることで、琳派ならではの大胆な構図と、四季の草花の美しさを表現しています。

主原料がもち粉である天然の「真糊」は、染め上がりの輪郭(糸目)にふんわりとした伝統の優しさ、樹脂特有のシャープな防染力を持つ「ダンマル液」を柄の一部に施すことで、染料の滲み方や色の重なりに、独特の深みと立体感が生まれています。
気候や職人の筆遣いによって、ダンマル液の弾き方はその都度微妙に変化します。そのため、職人が「全く同じものは二度と作れない」と語る「唯一無二」の作品が完成しました。


店主おすすめポイント
お店でよく「この柄は、着る季節を選びますか?」というご質問をいただきます。ご安心ください、この作品には「四季の花々」が満遍なく、美しく散りばめられています。秋には秋の、春には春の、その季節ごとの美しさが不思議と引き立つように計算されています。
夏を除いた秋・冬・春と、一年の大半のフォーマルシーンをこれ一枚で自信を持って迎えていただけます。「せっかく誂えるなら、季節を気にせず長く大切に着たい」というお客様の願いを、見事に叶えてくれる汎用性の高さが、この作品の一番のポイントです。
着用シーンやおすすめの帯
ご結婚式、披露宴へのご参列、お子様の七五三や卒入学式、お宮参り、また格調高い式典やパーティーなど、あらゆる「お祝いの席」にぴったりです。
優しく洗練されたお色味は、お召しになる方の年齢を問いません。未婚・既婚に関わらず、それぞれの年代ならではの気品を美しく引き出してくれます。お母様からお嬢様へと、時代を超えて受け継いでいくのにも相応しい格を持っています。
「この着物、手持ちの帯に合う…?」という心配はあまりしなくていいのもこの着物のいいところ。ベースが上品な淡いお色でありながら、柄の中に深みのある「金茶」が利いているため、薄い色の帯でも、濃い色の帯でも、驚くほど素敵に馴染みます。
淡い、薄い色の帯なら全体の透明感が引き立ち、はんなり優しく、上品で清楚な佇まいに。
深い、濃い色の帯(黒・紺・箔など)を合わせると…全体がキリッと引き締まり、琳派の柄が浮き立つモダンで洗練された大人っぽい印象に。
コーディネートに迷わない頼もしい一枚ですので気になる方は帯をお持ちになってくださいね。


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